記事の1文目の役割を考えたことはありますか??
ついつい軽視しがちですが、実はこの最初の1文、すごい重要です。読者さんがあなたの記事を読むかどうかはこの1文にかかっています。というのは、タイトルをクリックしてサイトにやってきた人は、まだ記事を読むかどうか決めてないからです。
1文目を見て、
「なんだか役に立つことが書かれてそう」
「面白いことがありそうだ」
・・・と思ってもらえて、ようやくサイトを閉じられる心配がなくなります。なので、しっかり考える必要があります。
一方で、記事を書くあなたにとっても最初の1文は大切です。出だしの1文が上手くかければ、あとは流れるように書いていけると思います。逆に最初の1文に詰まってしまうと、あとの文章もなんだか調子が上がらないですよね。
そこで今回は、出だしの1文目だけに焦点を絞って、書き方・テクニックをご紹介したいと思います。(たぶんここまでマニアックな記事はないと思います笑)
目次
Ⅰ.読み始めのストレスを軽減する
検索エンジンからやってきた人がいきなり文章に集中することはできません。それまで検索していたわけですからね。当然です、まだ文章を読む体勢ができていないから。
なので、文章の読み始めはストレスがかかります。なるべくストレスのかからないような文章から始めると、スムーズにその後の文章も読んでもらえます。
1.短文から始める。
長い文章は読んでいてストレスです。書き出しは短い文章でパッと終えると、読んでもらえます。
明治の文豪だって、、、
どこで生まれたかもとんと見当がつかぬ。何でもうす暗いじめじめしたところでニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。
夏目漱石も利用しているテクニックです^^
2.セリフから始める
普通の文章よりも会話の方が読みやすいです。マンガがこれほど売れているのも、会話が中心だからですよね。
書き出しにセリフを入れて、読み始めのストレスを少なくしましょう。
after : 「英語が出来れば君にもっと大きな仕事をまかせるんだどね・・・」
私が語学力の大切さを痛感したのは、この言葉をボソッと部長から言われたときでした。
3.会話から始める
会話から書き出すのも効果的です。
after :
「お母さん、サンタクロースっているんだよね」
「もちろんいるわよ」
「どこにいるの?」
「日本よりもずっと北の方にいて、クリスマスの時には良い子にプレゼントを届けてくれるんだよ。」
クリスマスの前に、こんな会話をしたことはありませんか?でもよくよく考えると、クリスマスはキリスト教の文化なんですよね。
Ⅱ.反応してもらう
検索エンジンから、記事タイトルをクリックしてやってきた読者さんは、まだあなたの記事を読もうとはしていません。ブラウザの”戻る”ボタンにマウスのカーソルを置いて、離脱する準備をしているかもしれません。
そんな時は、読者さんにまず反応してもらうことから始めます。
4.疑問文から始める
質問されると、ついつい答えたくなりますよね!
after : 東大生の上位1割の勉強方法がかなり共通していること、ご存じでしょうか?
5.呼びかけから始める
いきなり自分の主張を声高に書いても、読む側としては
「え・・・そんなの急にいわれても…..」
と思ってしまいます。そんな時はまずは呼びかけることから始めると効果的です。
after : 仕事をするときは、常に穏やかな気持ちで臨みませんか?
6.オーバーな表現から始める
最初から細かい数字の話をされてもピンときません。≪正確さ≫よりもまずは、≪掴み≫が大切です。多少誇張した方が、掴みとしては〇ですね。
after : 昨夜見た京都の夜景をもう一度見れるなら、100万円でも払います。
7.感情を表現する
淡々と書かれる文章は抑揚がないので、退屈してしまいます。感情が現れていると気にります。街中でもケンカや人の笑い声にはついつい反応しちゃいますよね。
after : 今こうして文章を書き始めても笑いがこみ上げてきます。お腹が、、、、痛いです。笑
その他にも、「私は怒りがこみ上げてきました」「とても悲しいです」「涙が出そうです」・・などなど、感情から始める方法はたくさんあります。
Ⅲ.”??”は読む原動力
論理的な文章は理解しやすいですが、読みたい文章とはなりません。あえて結論から伝えたり、読者さんに疑問を持ってもらう方が、続きを読んでもらえます。
8.映画の番宣
映画の番宣は映画の面白いところやクライマックスを見せています。ブログ記事でもあえて記事の盛り上がりポイントやクライマックスを見せることで、続きを読んでもらいます。
after : まさか自分の苗字が、タイ語で〇〇を意味する言葉だったとは思いましませんでした…..もうタイには行けません(泣)
9.結論から始める
ブログ記事の基本は結論からです。読者さんはサイトを開いて3秒で読むかどうか決めるので、まずは結論。続きが気になったら読んでもらう。この流れは意識しておきましょう。
after : 今年の京都祭の日程は9月3日からに変更されたそうです。変更するかも・・・という情報はキャッチしていましたが、まさか本当に変わるとは思いませんでした。そこで今回は、日程のほかに変更した開催時間や期間なども合わせてご紹介したいと思います。
beforeの文章、ひどいですよね。読者さんが変更した日程を知りたいとわかっていながら、引き伸ばしています。例えこの記事で続きを読ませたとしても、他の記事を読んでもらえるとは思いません。
続きを読んでもらいたければ、まずは知りたいことを伝える。その後に補足情報を提供する。これが一番です。
10.新情報から伝える
ドラえもん式ブログライティングって知っていますか??
このように読み手が一瞬「えっ!?」って感じることをあえて最初にもってくるのも効果的です。「??」が頭の中に浮かび、その「??」を解消するために続きを読んでもらえます。
本当だったら、文章の後半の方で、
・・・以上の方法をドラえもん式ブログライティングと言います。
と伝えるんですが、あえて最初に伝えます。結論から始めに伝えるテクニックの応用と言えるかもしれませんね。
11.その常識、間違ってますよ
自分が常識だと思っていることが、実は違うと聞くと、続きが気になります。
after : 「とんでもございません」って言葉、実は誤用だということご存知でしたか?? 世の中にはたくさんの言葉や慣用句、ことわざがあります。その中には間違って使用されたり、・・・
ちなみに、「とんでもございません」は平成19年に文化庁が許容したので現在は誤用ではないので安心してくださいね。
12.好奇心を刺激する
知らないことを教えてくれる記事は魅力的です。内容が知的好奇心を満たしてくれそうであればなおさらです。
after : 人間の本当の寿命は250歳だということがわかりました。
他にも、冒頭でクイズやなぞなぞを出題して、読み手の好奇心を刺激するのもありですね。
まとめ
いかがでしたが?
冒頭の1文目の書き方を3つに分類して、12個紹介しました。「最近書き出しがワンパターンになってるかも・・・」と心配な時は、ぜひ一度12個の方法を確認してみてくださいね。
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