書きたいことはあるのに文章にできない・・・。
記事を書くのに時間がかかってしまう・・・・。
書いてはbackspase、書いてはbackspaceの繰り返し・・・。
1日1記事更新できない・・・・。
ブログ記事を書いていて、こんな悩みを感じたことはありませんか?
少しでもブログ記事の更新で悩んでいるなら、これから紹介するテクニックはきっと記事の更新の役に立つと思いますよ!
今回は文章の書き方について、基本テクニック+3つのテンプレート別のテクニック=9テクニックをご紹介するので、参考にして頂ければと思います。
最初はテンプレート通りに書こう
「書き出しやタイトルは付けられるけど本文で何を書いたらいいかわからない」という質問を時々見ます。おそらくこういう方は、
「自分の中で伝えたいことがあるけど、その伝え方がわからない。」
という状態だと思います。
なので、理論が飛躍した文章になったり、同じことを繰り返し言ってしまったり・・・。読み手の理解力とスピードを超えた文章になりがちです。
「じゃあどうやったら読みやすい文章をつくれるんだ!」
「結局、読み手の気持ちを想像しろとか言うんじゃないのか!」
と怒られてしまいそうですね。確かに読み手の気持ちを想像することは大切です。しかし、最初のうちはなかなか難しいです。
そんな時に活用してほしいことは、≪テンプレート≫と≪テクニック≫です。あなたのメッセージや主張が、読み手に効率よく伝わるテクニックやテンプレートは実はすでに作られています。
なのでそのテクニックやテンプレートを使い、文章の流れに沿って書きたいことを書いていけばいいわけです。
しかもこのテンプレートの有り難い点がもう一点。文章の流れがすでにあるので、余計な構成を考える必要がなくなります。テンプレートによってあなたの頭の中にあることが自動的に整理され、さらに読む人に伝わりやすい順番に並べることができるわけです。
それでは実際に見ていきましょう!!
基本的なテクニック
まずは文章を書くときの基本的なテクニックです。これはどんなテンプレートの文章でも当てはまります。
- 1パラグラフ1ミーニング
- 結果を段落の頭に
- 出来事+理由
- 統計データを入れる
- 権威のコメント
1つずつ確認してきましょう。
1パラグラフ1ミーニング
1つの段落(パラグラフ)で伝えることは1つの意味(ミーニング)だけです。そうすることで、読み手を混乱させずに読んでもらえます。1つの段落に3つも4つも言いたいことを詰め込むと、読み手は混乱して、あなたのブログから離れてしまうでしょう。
結果は段落の冒頭で!
『3秒ルール』を意識しましょう。
・・・と言っても食べ物の話ではありません笑
ブログに訪れた人がそのブログを読むかどうかを決める時間が”3秒”、ということから作られた言葉です。
情報がこれだけあふれている時代ですから、欲しい情報をいかに早く手に入れるかが大切です。
ブログ記事では読み手が知りたい”結果”を先に教えてあげて、その後に説明や理由を付け加えていきます。まずは”結果”を段落の冒頭で紹介してください。
出来事⇒理由
結果や出来事は段落のはじめに書きます。では次の文で何を書くか?
理由です。
出来事を書いただけでは読者さんの頭の中は”??”が浮かんでいます。当然、出来事が起きた理由が気になりますよね。この好奇心を使って続きを読んでもらいましょう。
統計データや権威のコメントを入れる
私のような人間が、
「メジャーリーガーになるには小学3年生から毎日の練習しなければいけません。」
なんて言っても誰も信じてくれませんよね。当然だと思います。メジャーリーガーでもないし、もっと言えば野球、苦手ですから^^:
でも、もし、「メジャーリーガーになる人が全員小学3年生から毎日練習している」という統計データがあり、私が紹介したらどうでしょうか。
また、もし、「私は小学3年生から毎日野球の練習していました」というイチロー選手の発言を紹介したらどうでしょうか。
普通の人は納得すると思います。
意見や主張をするときは、このように読み手が納得するような統計データや権威のコメントを入れると効果的です。
テンプレート別テクニック
あなたの文章を読んだ後に、読者さんに感じてほしいことやしてほしいことを考えたこはありますか?
ブログの記事には目的があります。
雰囲気の良いカフェを紹介する記事を書いたら、読んでいる人にもそのカフェに行って欲しいですよね。または、その雰囲気の良さを共感してもらいたいですよね。
こういった、読んだ後の読み手の気持ちのことを”読後感(どくごかん)”と言います。どんな”読後感”を与えたいかによってブログ記事の構成(テンプレート)は変わってきます。
そしてテンプレートが決まれば、流れに沿って文章を書いていけばOKです。今回紹介するテンプレートは3つ。
主張に納得してほしい⇒主張型
共感してほしい⇒共感型
それぞれ具体的に見ていきましょう。
提案型
まず提案型の記事のテンプレートは↓です。
現状⇒提案⇒具体案⇒効果
しかし、薬によってたばこの量を減らすことは可能です。(提案)
1日3回食後に飲むだけで(具体案)、「吸いたい」気持ちを抑えることができます。(効果)
続いて提案型文章に使えるテクニックを紹介します。
想像してみてください
(現状)を書く前に、理想の姿を想像してもらうとその後の文章をスムーズに読んでもらえます。
禁煙の例だと、「喫煙の習慣が一度つくと、禁煙は難しいのが現状です。(現状)」の前に入れます。
でも実際はどうでしょうか・・・
喫煙の習慣が一度つくと、禁煙は難しいのが現状です。(現状)
このように、一度理想の姿を読者さんに意識してもらうことで、続きを読んでもらえます。
差し迫った問題
人は10年後、20年後の問題よりも、差し迫った問題の方が気になります。(現状)にはなるべく差し迫った問題を設定しておくと効果的です。
主張・メッセージ型
主張・メッセージ型の記事のテンプレートが↓です。
主張⇒理由⇒具体例⇒反論⇒反論への反論⇒再主張
なぜなら働き盛りの20代でタバコを吸うと、体力や集中力が減っていき、30代、40代になった時に疲れやすくなるからです。(理由)
仕事の忙しさや上司との関係で悩み、ストレスで20代からビースモーカーになった友人が私にはいます。現在40歳になったその友人は「最近、体力や集中力が突然落ちて仕事にならない、あんなにタバコを吸うんじゃなかった」といつもこぼしています。(具体例)
確かにタバコ産業の経済規模は大きく、日本経済に貢献しているかもしれません。(反論)
しかし、タバコによって体を蝕まれ、仕事の効率が落ちてしまったら日本の経済にもマイナスだと思います。(反論への反論)
喫煙年齢は30歳からにするべきです。(再主張)
主張・メッセージ型の文章で使えるテクニックを紹介します。
エピソードで語る
主張やメッセージを伝える時は、(具体例)でエピソードを使うと効果的です。喫煙の例でも具体例で、20代の時にヘビースモーカーになった友人のエピソードを紹介しています。
エピソードの分量は文字数の制限によって変わりますが、もし可能ならエピソードの伝え方も意識しておくといいです。
以下に3種類紹のエピソードの伝え方を紹介するので、参考にしてくださいね。
a.情景が目に浮かぶワードやフレーズを!
より活き活きとエピソードを伝えたい時は、情景が目に浮かぶキーワードやフレーズを取り入れるとエピソードにリアル感が出て効果的です。
b.エピソードを3つ使う
1つのエピソードだけでは、ピンと来ないかもしれません。色々な角度からエピソードを紹介することで、読者さんに共感してもらえます。
c. ライブ感覚で伝える
エピソードは本来過去のことなので、どうしても客観的に読んでしまし、文章に引き込まれません。ライブ中継のように、エピソードを実況することで、読者さんをあなたの文章に入ってきてもらいましょう。
たしかに~~、しかし××
主張やメッセージを一方的に伝えるだけでは、読み手は反発してしまいます。主張に対する反論を書いておくことで、読者さんの疑問や反論を消化してあげます。
そうすると、奥行きのあるしっかりした文章になります。
再主張
自分の主張やメッセージを記憶にとどめてもらうことが、主張型の記事の目的です。
「最初に主張したから憶えてもらっている、大丈夫」
・・・なんて思っていませんか??
ぜひ高校の授業を思い出してみてください。先生の言ったことで憶えているのは、せいぜい授業の後半半分くらいじゃないですか? ちなみに私の場合は最後の5分くらいでした笑
いくら最初に主張しても、最後まで読んでいくうちに忘れてしまいます。なので最後にしっかりと主張を繰り返しましょう。
共感型
共感型の記事にはたくさんのテンプレートがあるので、今回は2つ紹介します。
ストーリーを作る
「3億冊」
この数字が何かわかりますか。
漫画『ワンピース』の総発行部数です。日本人の人口の約3倍という想像もできないくらいの数字です。
なぜ漫画1つでこれほどの発行部数になるのでしょうか。
もちろん、ワンピースに出てくるキャラも魅力的ですが、これだけ多くの人がたった1つの漫画に夢中になるのは、ストーリーが魅力的だからでもあります。
ストーリーには人を共感させ引き付ける力があります。このストーリーの力を上手く記事に利用しない手はありません。読者さんにとって有益なことは、ストーリー型のテンプレートで伝えてあげてください。
ストーリー型の文章のテンプレートは↓です。
挫折・弱点・葛藤⇒転機⇒決意・成長⇒現在
「このまま喫煙していたら、あと5年の命だと思ってください」
あるとき、人間ドックでこう告げられ、私は愕然としました。(転機)
当時私は、まだ35歳でした。新婚で、マイホームにはローンが35年、車のローンも5年残っています。
こんなことではいけない!! 何としても禁煙しなければ…..(決意)
堅く決意しました。しかし、心の中では、
「99回失敗しているんだ。どうせ失敗の数が3桁になるだけだろ」
という不安もよぎりましたが、私に選択の余地はありませんでした。その日から禁煙を始め、禁煙の名の付く本や雑誌はすべて読み漁り、禁煙に関する知識を仕入れました。色んな人からアドバイスももいました。しかし、99回禁煙に失敗してきた自分にとってはとても苦痛でした。
1本くらい大丈夫….
そんな誘惑もありましたが、何とか禁煙に成功しました。(成長)そして今ではタバコを吸いたいと思うことは一切ありません。(現在)
いかがでしょうか。☝で紹介したテンプレートが典型的なストーリー型のテンプレートです。このほかにもストーリー型のテンプレートはたくさんあります。
漫画のスト―リーにバリエーションがあるように、ストーリー型のテンプレートにも種類がありますが、他のテンプレートについては、また時間があるときにお伝えしますね。
共通の敵を設定する
共感型のテンプレートにはストーリー以外もあります。人間関係でも共通の敵がいると仲良くなれるように、ブログ記事でも読者さんと共通の敵を設定してから書くと、記事を読んでもらえます。
共通の敵と言っても、この場合はものです。人の悪口とかではないので安心してくださいね。(決して高校の時のエロ教師でもなければ、暴力教師でもありません)^^:
就職活動について知れば知るほど、大学は良い会社に入るための通過点なんだと思ってしまいます。大学3年生からインターンシップなど就活が始まり、4年生から本格的に就活が始まる。でも大学の勉強が一番忙しく、また一番楽しくなるのは4年生からですよね。
その大切な1年間を就活に当てて、研究が思うように進まなかったら本末転倒でしょう(気持ちの代弁)
また政府はこういった批判を受けて、去年から就活の開始時期を遅くしましたが、結果は良くなったでしょうか。なりませんでした。
なぜなら政府の指示に従ったのは一部の企業だけで、他の企業は採用開始時期をずらさなかtったからです。結果的に、就活期間が短縮されるどころか、人によっては1年中就活をする人までいます。
もう私たちの大切な未来を政府に任せてはいられません。若者のみなさん、政府や企業を信用する前に、まずは自分の力で稼ぐ力を付けませんか。(主張)
まとめ
いかがでしたか?
ブログ記事の本文の書き方について、基本テクニック4、テンプレート別テクニック7、合計11のテクニックを紹介しました。
- 1パラグラフ1ミーニング
- 結果は段落の冒頭で!
- 出来事⇒理由
- 統計データや権威のコメントを入れる
■ テンプレート別テクニック
- 想像してみてください(提案)
- 差し迫った問題(提案)
- エピソードで語る(主張)
・ 情景が目に浮かぶワードを使う
・ 3つのエピソードで語る
・ ライブ感覚で伝える - たしかに~~、しかし××(主張)
- 再主張(主張)
- ストーリーを作る
- 共通の敵を設定する
ぜひ一度使ってみて、記事の更新に役立てていければと思います。
それでは今後もブログライフを楽しみましょう!
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