お子さんの熱を測ったら37℃…
これって大丈夫?熱?と悩んだことがある方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
また大人になっても体温が高めの方もいらっしゃると思います。最近は低体温の方が増えていることもあって、平熱の平均がどれくらいなのか、自分は高い方なのか低い方なのかよくわからない方も多いのでは。
そこで今回は、
・平熱の平均温度は?
・平熱が高いと病気になりにくいのか?
といった疑問を調査してみました!
そもそも平熱ってどれくらいが平均なの?

自分の平熱は知っていても、平熱の平均がどれくらいなのかご存知の方は少ないのではないでしょうか。日本人の平熱の平均は、大体36.8℃と言われています。
意外と高い!と思いませんか?
10歳から50歳までの健康な男女3,000人以上の平均だそうなので、割と信用できる気もしますが…
年を重ねるごとに平熱は下がる傾向にもありますし、最近は子どもでも普段から35℃台という低体温の子もいます。そのため、実際もうちょっと低いんじゃないかな?と私は思っています。
しかしこの実験では日本人の7割が36.6℃~37.2℃の間ということですので、こんなもんなのか…
これ見ると、37℃は平熱の部類に入ることが分かりますね。
医学的には37℃からが微熱!
実は医学的には平熱や発熱はこのように定義されているんです。
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鈴佐 木藤
つまり、先程の平均と合わせて考えると、
・平熱が37℃の人が健康な状態で37℃ある分には、平熱。
・平熱が37℃の人でも、病気によって37℃以上に発熱していれば微熱。
ということでいいのではないでしょうか。
うーん、難しい^^:
発熱かどうかを判断するために知っておきたいこと
明らかな熱であれば発熱とすぐ分かりますが、微妙な熱だと発熱なのか判断しにくいですよね。次に発熱かどうか判断するために知っておきたいことをお伝えしていきます。
①体温にはリズムがある
人間の体は一日の中でもリズムがあり、体温は時間によって変化しているのをご存じですか?
一番体温が低いのは早朝、そして一番体温が上がるのが夕方です。人間の体温は、緩やかなリズムを描いて変化しています。
そのため、測る時間によって平熱が変わるのです。いつもより高いな、と思っても、体温が上がる時間ならそれも普通なこと。
また女性の場合、生理周期などにもよって体温が変わります。婦人用体温計などで、自分の基礎体温を測っているかたは多いのではないでしょうか。
②温度ではなく、体調なども交えて総合的に見よう!
大切なのは、体温にとらわれず、他に不調がないか?症状が出ていないか?ということ。特に子どもの場合、体温調節機能が未熟なため、ちょっとしたことで体温が変わります。
例えば,
・気温が高い
・服の着すぎ
・寝起き
・食事後など、、、、
上のような状態の時は体温が1度近く高く出ることも。
熱かも!と焦る前に、まず体温が上がりやすい状態になっていないかどうかをチェックしましょう。
また、咳や鼻水、顔色の悪さ、機嫌の悪さといった点もチェックし、発熱かどうか総合的に判断するようにしましょう。多少熱が高くても、これといった症状がない場合問題ないことが多いのです。
③普段の平熱から考えよう!

普段の平熱が36.5℃の人が、37℃になったら「ちょっとだるいなあ…」程度だと思います。しかし平熱が35.5℃の人だったらどうでしょう?
だいぶ辛くなってくると思います。
このように、普段の平熱から考え、1度以上上がっていたら体調に異変があるのかもと思うようにしましょう。また低体温の人が病院などにかかる場合は、普段の平熱も伝えるようにするといいですね。
平熱は高い方がいいの?低い方がいいの?
37℃以上あったことで、予防接種やプールを断られた…という経験がある方も多いのでは。
平熱が高いといいことない!
と思っていませんか?
実は、いいことづくしなんです!!
①平熱が高いと免疫力がアップ!
実は免疫力というのは、平熱が高いほどアップするんです。平熱が1℃上がるだけで、免疫は5~6倍アップすると言われています。
逆に平熱が1℃下がると3割減…!
体調を崩した時、どうして熱が出るのかご存知ですか?それは、体に入ったウイルスや細菌を、熱で殺すためなのです。
と、いうことは…
普段から平熱が高めの人は、それだけウイルスや細菌を殺す力が強く、感染症や病気にかかりにくい
ということなんです!
これは嬉しいですね!
②新陳代謝がアップ!
体温が上がると、それだけ脂肪などを燃焼させやすくなり、代謝もアップするんです!
ダイエットを考えている方、またアンチエイジングを考えている方にもこれは朗報…!
運動で筋肉をつけることによって、平熱をあげることができますし、筋肉がつけば基礎代謝もアップ。
いいことづくしです♪
まとめ
今回は平熱についてでした。
日本人の平熱⇒36.8度
ということで、37℃を超えると少し心配になってしまいますが、様子に変わりがなければ大丈夫というのは少し安心ですね。
特にこれから夏になると体温は上がりやすくなりますから、少し体を冷やしたりして様子を見てみるのもいいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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