仕事をしたり、社会に出ると敬語を使うシーンが多々あります。お仕事でいうのならば、取引先や上司などとのやり取りには敬語は絶対に必要なものとなってきますよね。
何気なく普段から普通に使っている敬語でも、実は相手に失礼な表現になっているということもあります。
私が気になったのは「教えてください」です。どうやら場所や相手、教えてもらう内容で表現が変わるようですよ。
そこで今回はこの「教えてください」のビジネス敬語について、
・目上の人に日時や場所を聞く場合
・会合や時間を聞く場合
・技能や知識を聞く場合
の3つの状況を考えてみたいと思います!!
目次
「教えてください」の敬語をビジネスで使うとき
何かと「教えてください」という言葉はみなさんもよく使われると思うのですが、この「教えてください」実は、間違えた敬語だったことをご存知でしたか?
「教えてください」の「教える」は動詞、「ください」は尊敬語の補助動詞だそうで、これは目上の人に対して使ってしまうと大変失礼にあたる敬語なのだそうです。
私は普通にこの敬語を使っていたため、非常に驚きました。
「教える」という言葉はどうしても上から目線のように聞こえてしまうために、取引先や上司などとのやり取りには適さないようですね。
では、「教えてください」と言いたい時はどのような表現をすればいいのでしょうか?どのような言葉なら、取引先や上司などに失礼にあたらないのでしょうか?
お仕事をされている方もそうでない方もすごく気になると思います。そのことについても調べてみたので参考にしてみてくださいね
「教えてください」という言い方は、内容によって変わるそうです。
目上の人に日時や場所を聞く場合
私は今まで「日時を教えてください」などと言っていましたが、それだとやはりダメなようです。日時や場所を聞く場合は、「お知らせください」となります。
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鈴佐 木藤
が正しいそうです。
会合や時間を聞く場合

「○○についてお知らせください」とはならず、
「○○についてご案内ください」になります。
「ご案内ください」なんて使ったことありませんでした。驚きですね!
技能や知識を聞く場合
技能や知識を聞くときも私はやはり「教えてください」を使っていました。しかし、正しくは、
「○○についてご指導ください」
となるそうです。へぇーという感じですね。
あと、この場合にはほかの言い方もあるそうで、「ご教示ください」ともいうとありました。例えば、女性の方が「ご教示ください」と使うと、硬く感じられるかと思います。
女性の方は「教えていただけますか?」「教えていただけますでしょうか?」を使う方が優しく感じられるそうです。
まとめ
通常、「教えてください」をより丁寧な言い方にすると「ご教授ください」となるのではないかと思った方も多いと思いますが、実は「教えてください」の敬語というのは、教えて欲しい内容によって言い方がいろいろあって、その使い方も変わるようですね。
他にも、「お教えください」、「お教えいただけますか」、「教えてくださいませんか」「お教えいただけないでしょうか」、「お教え願えませんか?」などと、たくさんの言い方があります。
どれも大間違いではないのですが、上記に挙げた使い方が一番目上の人に対してはいいようですね。私は今まで「教えてください」の使い方を完全に間違えていたようです。
あなたはいかがですか?
もしも、「教えてください」を使っていたのならこれからはその内容によって変えた言い方を使うことをおすすめします。社会人・大人のマナーとしては、正しい知識を身につけて、目上の人に対しても取引先などに対しても、敬語を正しく使っていきたいですね。
それでは最後に使い方をまとめてみましょう!!
⇒「お知らせください」■会合や時間を聞く場合
⇒「○○についてご案内ください」
■技能や知識を聞く場合
⇒「○○についてご指導ください」
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