病院による医療ミスが紙面をにぎわすことがありますが、医療ミスとはいかないまでも多少のミスだったり、病院へクレームを入れたいことも時にはあります。
そんなときに、
・窓口はどこなのか?
・どうやってクレームを伝えるのか?
・クレームをするときの注意点はあるのか?
など、わからないことがたくさんありますよね。
そこで今回は、時間を無駄にしない為にも、ここで直ぐ解決できるようにまとめたので参考にして頂ければと思います。
病院へのクレームはどうやって行うのか
自分に腑に落ちない事があり、ちゃんと言わなければならないと感じた時にクレームとして病院へ自分の意見を伝えます。
その方法ついては直接その場で医師や看護師に言うか、病院に電話でクレームを出す他に医師宛に手紙を出したり、更には患者側からみた病院への評価としてBOXを置いている病院も多くあります。

もし、名前を伏せてクレームを出したい場合にはBOXが一番おすすめですが名前が病院側に知られない場合には、悪戯だと判断されてしまう事が多く真摯になって対応や改善が全く行われない事が多いです。
病院側の何かしらの対応や改善を願う場合のであれば、このBOXでのクレームはおすすめ出来ません。電話に関しては、名前を言わざるを得ない状況になる事が殆どですので、名前を言っても構わない場合には、元凶となった人に伝わるか不明ですが望みは少なくともあります。
大抵は馬鹿にされて終わる事も多いのですが、言った事で他の病院に行けば良いだけと気持ちを切り替えられる方ならおすすめの方法ではないでしょうか。
そして最も勇気と根性が必要なクレーム方法は、元凶を前にして直接クレームを出すか更に院長などの立場が偉い方にクレームを出す場合です。
他の患者さんがいる場合には、暴言を吐かれる事も殆ど無いので冷静に話が可能になり更には、上の立場の人が出てきやすくなります。
上記の4つの方法は基本的にちょっとしたクレームに適した方法であって手術中でのミスや薬を間違えて処方され事によって起こる副作用、その障害など医療ミスに関してはクレームではなく、法的処置を考えた上で弁護士に相談する事が第一です。
病院側はミスをしても認める事はおろか、証拠となる物を処分しようとしたりしかねないのです。
証拠が無ければ、本当に医療ミスが起きていたのか判断する事もままならい上に泣き寝入りを選択するほかなくなってきます。
医療ミスや暴言や暴力に対する患者側の対処のしかた

よくニュースでも聞く医療従事者からの暴言は患者にとってかなり精神的にも苦痛が伴い思い出すだけでも涙が止まらないという事もあるでしょう。
そんな時は、小型のボイスレコーダーをそっと懐なりカバンなりに潜ませておきその暴言を録音する事が大切です。
精神疾患に悩まされている方の場合には、その症状によっては妄想や幻聴などとして処理されてしまう事もあります。
泣き寝入りしない為にも、そっと静かに行動し証拠をつかむ事に専念し、感情的にならない事が最も大切です。
ですが、上記にも書いてある通り必ず弁護士に相談しましょう。
相談する事で、どのような行動をするべきなのか、必要な証拠とは何か、その証拠をつかむ為にもどう行動しなければいけないのかを詳しく話してくれます。
相談料としても、30分で4000円や5000円程なので、泣き寝入りや失敗して逆に自分が悪い立場にならないようにするには必要な代償なのではないでしょうか。
最後に
クレームを出す前に、本当にこれは自分の勘違いなのではないか、本当に病院側の過失なのかをゆっくり考える事が大切です。
考えたうえで、クレームを言う方法として、
・直接言う
・手紙やBOX
・電話
・弁護士に相談
といった方法をあなたの状況に合わせて使うことをおすすめします。
嫌がらせのクレームも多い中で全てに対処しているわけにもいかないのが現状の病院側の意見でしょう。
しかし、医療に携わる者すべてに言えますが、患者が生活の質(QOL)を落とすような行為はしてはならないと学ぶはずです。
それに伴わない行為を受けたのであれば、それはクレームであったり法的処置を考えるべきです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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