歯医者さんってどうして診察内容がお医者さんごとに違うんでしょうか???
数年前引っ越しをした時に、数年来見てもらっていた歯医者さんから新しい歯医者さんに通うようになったのですが、その診療内用の違いに驚いた記憶があります。
新しい先生が学会のお偉い先生で、一人当たりに診察時間を割けないからでしょうか、
処置もパパッと流れ作業のように終わらせられて、なんだかベルトコンベアの荷物になった気分で不安でした。
それまで診察を受けていた歯医者さんに相談して、紹介状を書いてもらうことになったのですが、
その時に「え!?紹介状っていくらするの?? あんまり高いとそれもそれで困る・・・・」
とさらに不安になったことがあるので、今回は紹介状の料金や相場についてご紹介したいと思います。
目次
まず初めに、紹介状と診断書は違います

紹介状と診断書がごっちゃになってしまい、混乱してしまう方がいますが
この2つは、全く役割が違う書類になります。
どうのように違うのか詳しく見ていきましょう!!
紹介状とは…正式名称(診療情報提供書)と言い、担当医師が今迄に治療として
どんな事をしていたのかをまとめた書類です。
必要な場合にはレントゲンやMRI画像などを書類と一緒にセットして情報を、次に治療に携わる担当医師に提供します。
基本的な紹介状の内容とすると、患者の氏名、住所、性別などの個人識別情報やなぜ紹介する事になったのか、主な病気、その治療法、治療経過などが記されています。
紹介状は、担当医師が何かしらの関わりの持つ医師や病院へと紹介する事が殆どですが、患者自身の要望や引越しによって、関わりのある医師や病院が無い場合には、病院名や医師個人名を記入せずに、必要書類や情報を記入のみ行います。
大抵の医師の場合には、患者が選んだ病院や医師当てに紹介状を書いてくれますが少数は、なんとか自分と関わりのある所へ行って貰うように説得する事もあります。
診断書とは…会社や学校、公的機関に患者が提示する際に必要となる書類の事を指します。
診断書の内容とは、主に病気や怪我をした際にそれを証明する傷病名や治癒までにかかる期間などを記入します。
紹介状の金額や相場について

まず、紹介状の金額の相場は個人によって違いがあるのではっきりとは言えませんが大体、700円程から1000円~2000円程度と言われています。
ところで、紹介状の金額がどうやって決まっているのか気になりますよね。
患者個人の保険負担割合(自己負担の割合)によって異なり、更に紹介状に中に含まれる情報提供の内容によってもかなり差がでてきます。(レントゲン写真や画像などが含まれる場合には、金額が上乗せされていきます)
一方診断書の場合には、1500円から2000円程と大体の相場は決まっていますが、中にはもう少し高めの金額設定をしている病院も存在します。
紹介状がなくても他の病院へと変更できるのか
基本的には紹介状がなくても変更はできます。
しかし、その分初診時にかかる費用は高くなり自己負担が大きくなるのは避けられません。
大きい病院の場合には、特に紹介状があると負担する金額も抑えられ、1から同じ検査を繰り返さなくてもよくなります。
患者の時間負担、金銭的負担、病気に関する情報の共有が可能になるので安心感も得られるので紹介状は今では必須ともいえますね。
また、医師によっても行う治療法には違いがあるので、重複した治療法のみばかりでなく、本当に患者にあった方法は、この治療法なのかを精査してくれる事も多く、そういった心良い医師に当たれば治療効果も飛躍的に上がる事も考えられますよ。
また、更には効果が実感できない場合や自分とは合わない医師だと感じているならば病院や担当医師を変えてもらう事で、そういった心の自己メンテナンスにもなります。
最後に
今ではセカンドオピニオンは普及しはじめ、自分の意思で自分に合う医師や病院を見つけて支障なく変更できる時代になりましたよね!
治療方法に納得いかなかったり、沢山の情報からこの治療法ならどうなのかという考えから医師を変更する事で、今まで治療を断念していた病気に変化が出る事もあるそうです。
なので医師に対して失礼なのではないかと尻込みせずに、紹介状を自分の為に活用する事をおすすめします。
勿論、その前に担当医師と相談が可能な関係を築けているのなら、きちんと相談した上で決めましょう^^
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
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