2016年の東山花灯路は3月12日から21日まで開催しています。
花灯路が始まった12日に早速行ってみたので、今日はその感想や花灯路の見どころなどをご紹介したいと思います。
東山花灯路の概要
東山花灯路の概要をご紹介します。2016年の東山花灯路の日程は3月12日から21日までです。3月中に終わってしまうイベントなので、残念ですが桜のライトアップは見れません。
桜は見れませんが、梅や沈丁花の花が咲いているので春の訪れを楽しむことができます。
点灯時間は午後6時から午後9時半までで、雨天でも行われます。
時間:午後6時~午後9時半
雨天決行
東山花灯路ということで、開催場所は京都で最も人気な祇園・東山界隈です。清水寺が一番有名ですが、他にも八坂の塔で知られる法観寺や、秀吉とねねの寺で有名な高台寺、八坂神社、知恩院、青蓮院などなど、見どころはたくさんです。
期間中はどのお寺もライトアップの夜間拝観を行っています。
花灯路は北は平安神宮のすぐそばから、南は清水寺まで、西は八坂神社まで広がっていて、とても広いのでおそらく全部の道を歩こうとすると一晩かかると思います。
なので、見るところを決めておいて回ると言いかと思います。
東山花灯路の見どころ
2016年の東山花灯路の見どころをご紹介します。案内所がある北から順番に周ったので、順番に見どころをご紹介したいと思います。
平安神宮を超え、三条通を超え50mほど歩くと花灯路の入り口です。花灯路が行われている道の両側には、行灯のようなものが置かれているので、↓が目印です。
入口からさらに50mほど歩くと、案内所があります。中では光のオブジェクトなど花灯路にちなんだ灯ろうが飾られています。中には恋灯ろうというハート型の灯ろうもあり、カップルの方が記念撮影をしていました。
恋とうろうを横目にチラッと見た瞬間、一目散に引き返し(笑)、途中係りの人に東山花灯路の散策マップをもらいました。
散策マップには花灯路の地図やイベント情報など載っていてとても便利です。ロマンチックなイベントは恋灯ろうだけであることを確認し、胸をなでおろしながら案内所を出ました。
1.青蓮院
案内所から目と鼻の先に一つ目のお寺、青蓮院があります。青蓮院でもライトアップが行われていて、夜間拝観も可能です。
ライトアップされているお寺は多いですが、青蓮院のライトアップは他のお寺と違って青いのが特徴です。なぜか青かというと、もちろん青蓮院の”青”から来ているわけですが、そもそもなぜ青蓮院と言うのでしょうか。
もともと、青蓮院は比叡山上にあった青蓮坊という僧侶の住坊が起源だと言われています。住坊というのは僧侶が棲むところだそうです。また青蓮院には国宝に指定されている青不動尊が進行されています。
青不動尊は青い不動明王のことで、五色ある不道明王のうち中でも中心にいる不道明王だそうです。
2.狐の嫁入り巡行
青蓮院から6分ほど歩くと知恩院が見えてきます。知恩院でもライトアップが行われていますが、個人的には狐の嫁入り巡行がオススメです。
花灯路期間中は知恩院から毎日、狐の嫁入り巡行が出発し、高台寺まで巡行は進みます。全国各地で狐の嫁入り行列に似た習慣や言い伝えがありますが、東山花灯路で行う狐の嫁入り行列は縁起が良いものとして行われています。
狐のお面を付けたお嫁さんが人力車に乗り、提灯を持った行列に連れられて進みます。私が見た時はとても混雑していて、行列の後をさらに観光客の人たちの行列が追っているという感じでした。多くは外国人観光客の方で200人以上はいたでしょうか。歩いている人が、
「2年前がもっと人が少なかったよねぇ」
と言っていたので、やはり年々観光客の人が増えているんだと思います。
3.円山公園
円山公園が東山花灯路のメイン会場になっているようです。公園内には、ねぶた祭りの起源になったと言われている大燈呂や、京都水族館のクラゲやライトアップされた生け花、地元の小学生のお囃子
などなど、イベントが盛りだくさんでした。
ライトアップされたクラゲ
海の花と呼ばれているクラゲが、青い光にライトアップされています。水槽の中をふわふわと泳ぐ様子はとても幻想的でした。
幻想的なクラゲにも心動かされましたが、それよりも衝撃的だったのが、京都水族館のマスコットです。その名もオオさんショウさん。
とにかく動きがコミカルで、一言もしゃべっていないのにハイテンションな感じが伝わってくる感じが凄いです。京都の鴨川に生息するオオサンショウオをモチーフにしたキャラクターだそうです。
会場にはいかにも子供から人気の出そうな可愛い地下鉄のマスコット・京ちゃんもいて、子供の反応は明らかに違いました笑
遠くから子供が駆け寄ってくる京ちゃんに対して、男性から大人気のオオさんショウさん。記念撮影までしていました。やっぱり年を重ねていくとわかる魅力があるんですよね。
twitterでアカウントも持っていて、謎のコメントを定期的に残しています。
でも京都水族館のくらげすたじおは明日も出てるゔ!(๏_____๏)
くらげを見て楽しんで欲しいゔ… pic.twitter.com/vNiR5BFYZS— オオさんショウさん【公式】 (@ohsanshouo) 2016年3月12日
まとめ
2016年の東山花灯路の日程や時間、見どころなどをご紹介しました。今年は3月21日まで開催しているので、気になった方はぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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