嵐山周辺のライトアップと言えば、竹林のライトアップか、宝厳院のライトアップが有名です。天竜寺や渡月橋も嵐山の観光名所として人気ですが、紅葉期間中はライトアップがありません。
そのせいもあって、紅葉期間中、宝厳院のライトアップはとても混雑します。去年行った時は、受付に並ぶ列が長すぎて一度諦めたくらいです笑。その後、拝観券を買う列に並ばなくても受付できるシステムがあることを知り、12月になってもう一度行きました。「お寺なのにファストパスがあるんだーラッキー」と思いながら、宝厳院に着くと、その時はすでに混雑は解消し、拝観券を買う人の列はなくなっていたんですけど・・・・
今年のライトアップでは混雑のピークに行こうと思います。
ということで今回は、宝厳院のライトアップ情報や、混雑のピークでも待ち時間なしで宝厳院に入れる方法をご紹介します。
宝厳院のライトアップ情報
まずは宝厳院の紅葉ライトアップの概要はすでにHPにも紹介されています。
期間:11/11(金)~12/4(日)
時間:17:30~20:30 閉門
※受付終了:(本堂)午後8時
(庭園)午後8時15分
アクセス:京都駅から
JR山陰本線「嵯峨嵐山駅」下車
京都バス71番、72番で「京都嵐山駅前」下車
市バス28番で「嵐山天竜寺前」下車
その他アクセス:嵐電「嵐山駅」下車
拝観料:大人600円 小中学生300円
※宝厳院本堂特別公開:
別途志納料(大人500円・小中学生300円)が必要です。
お問い合わせ:宝厳院 075-861-0091
ホームページ:http://www/hogonin.jp/
京都駅から市バスでアクセスする場合は、嵐山が混雑する期間(11月中旬から下旬)はバス停の位置が変わります。「嵐山天竜寺前」はとても混雑するので、バスは停車しません。市バス28番は嵯峨小学校前に留まり、そこから徒歩で宝厳院までアクセスすることになります。
「なるべく歩く距離は短い方がいい!」という方は嵐電がオススメです。
混雑状況と回避方法!
去年は11月21日、22日、23日の3連休が一番混雑しました。一度11月20日頃に様子を見に行った時は、拝観券を買う人の列がすごかったです。100人以上は並んでいて、宝厳院の受付から始まる列が大堰川まで到達しそうでした^^:
開門時間が混雑のピークで、入るのに30分くらい並びます。紅葉の見頃と3連休がかぶるので、混雑は避けられないんですよね。
ただ、11月中旬の見頃でも混雑を避ける方法は2つあります。
混雑を避ける1つ目の方法は、時間をずらすことです。
開門時間の前に行けば空いているだろうと思って行くと、意外と開門時間前から並んでます。20,30分前に来れば列の先頭の方に並べますが、開門まで待つ時間がもったいないですよね。
なので、オススメの混雑回避テクニックは空いている時間を狙うことです。8時頃は比較的空いているので、8時頃に宝厳院に入ると混雑を回避できます。
混雑を回避する2つ目の方法は、拝観券をあらかじめ買っておくことです。
「え!?拝観券って宝厳院以外でも買えるの?」
と思うかもしれませんね。私も、初めて知った時は、
「そんな、ディ〇ニーランドやユニ〇ーサルスタジオジャパンじゃないんだから、できるわけ・・・」
と思ったんですが、出来ました笑
宝厳院の拝観券と嵐電の乗車券がセットになって、700円で販売されています。しかもそのセット券には嵐山駅での足湯サービス券もついています。
嵐山駅、帷子ノ辻駅、北野白梅町駅、四条大宮駅で11月13日~12月6日までの期間販売されています。
北野白梅町でセット券を買おうと思ったんですが、駅に誰もいなかったので、途中の帷子ノ辻で買うことにしました。帷子ノ辻駅に着くと、ちょうど電車が発車するところだったので、駅員さんが事務所から出て改札に立っていました。
どうやら嵐電ではこの時間はに1つの駅に駅員さんは1人のようです。事務所の近くに立っていると、駅員さんが声をかけてきました。
「どうしましたか?」
「乗車券と宝厳院の拝観券のセット券を買いたいんですけど・・・」
「もう少し待ってくださいね。それか嵐山駅に電話しておくんでそこで買ってください。この駅で買うと、次の電車になりますよ。」
次の電車が何時なのかわからなかったので、親切対応に甘えて嵐山駅で買うことにしました。
嵐山の駅事務所で買って、宝厳院へ行きました。実際行ってみると、拝観券を買う列もほとんど並んでいませんでした。12月に入ると、宝厳院で拝観券を買ってもすぐに入ることができますが、310円もお得なチケットなので買っておいて損はないです。
※通常価格は1010円:
拝観料(600円)、乗車券(210円)、足湯料(200円)
宝厳院の見どころ
宝厳院には見どころがたくさんありますが、今回はその中でも個人的に気になった3つの見どころを紹介します。
あくまでも個人的な感想なので、ご了承くださいませ^^
- 竹林ライトアップ
- 苔庭
- 出口から壁に沿って並んだモミジ
竹林ライトアップ
竹林のライトアップといえば、12月11日(金)から行われる嵐山・花灯路が有名ですよね。紅葉の季節は竹林の小径のライトアップはされていません。紅葉の季節もライトアップすれば観光客の人が集まるのに・・といつも思っているんですが、まあその話は置いておいて笑
竹林の小径のライトアップがない代わりに、宝厳院の竹林のライトアップを楽しめます。しかも傍にはモミジもあるので、竹林と紅葉のライトアップを一緒に楽しめるというなんとも贅沢な景色です。
苔庭
竹林のライトアップを楽しんだ後は、苔庭を通る道に出ます。真っ赤な紅葉もキレイですが、苔に青々とした感じも風流ですね。
そもそも宝厳院は天竜寺の塔頭として創設されました。天竜寺は京都五山に数えられる、禅宗の寺院です。公案を重視する臨済宗系の寺院なので、庭にも意匠が凝らしてあるのではないでしょうか。
「歩きながら人生の真理や正道を感じられる」がコンセプトの庭だそうなので、あえて苔庭にしたことも意味があるのではないでしょうか。
出口から壁に沿って並んだモミジ
とは言うものの、人生の真理やら正道なんて言われてもまだまだ分かっていません。家族は臨済宗なので、そんな態度ではいけないんですが^^:
さて、最後の見どころは宝厳院の中ではなく出口を出た後です。
「宝厳院の中を紹介しないなんて、ふざけてんのか!」
とお叱りの声が聞こえてきそうですが、いえいえ大真面目です。
最後、出口から宝厳院の壁沿いに50mほど歩きますが、その道沿いに並んだモミジの木がとてもきれいです。庭の中ではあまり直線的な道がないので、とても新鮮な景色です。
ケヤキ並木ならぬモミジ並木が、見送ってくれます。
まとめ
いかがでしたか?
宝厳院ライトアップに行った感想や、見どころ、混雑状況について紹介しました。2016年に宝厳院の紅葉を見に行こうと考えている場合は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
備考:嵐電とのセット券で列に並ばないでOK
見どころは、
- 竹林ライトアップ
- 苔庭
- 出口から壁に沿って並んだモミジ
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(__)m
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