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京都観光を中心に気になったことを書きます

京都の寺おすすめ51選。定番10寺+おすすめ41寺、これで明日から京都ガイドだ!!

京都にはお寺がたくさんあります。清水寺や金閣寺といった”The お寺”といった寺以外にも、商店街や住宅地に突然寺があることもしばしば。

京都市内だけでもその数なんと1681。名前だけは聞いたことがあるというお寺だけでも160以上ありました。

その1つ1つのお寺に歴史があり、『平家物語』のだれだれのゆかりの地だったりするのですが、全てを紹介することはできません。

そこで今回は、1600以上あるお寺の中から厳選して50の寺院を紹介したいと思います。

1.清水寺

6978824645_170e0dcf8f_z出典 : Masahiko Satoh

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「古都京都の文化財」の1つとして世界遺産にも登録されている清水寺。口コミサイトトリップアドバイザーによる【いって良かった!日本の展望スポット】に5年連続1位に選ばれています。

清水の舞台が有名ではありますが、実際に行ってみると舞台よりもその先にある橋の方が混雑しています。なぜかどういうと舞台を一望できて、写真の撮影スポットになっているからです。ただ、橋は狭く混雑すると危険なので、橋の上での写真の撮影は禁止されているので注意してください。

2.平等院

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平等院は京都市内から電車で約50分と、はっきり言ってアクセスは不便です。ただ、平等院のある宇治には源氏物語ゆかりの【源氏物語ミュージアム】や抹茶で有名な【伊藤久右衛門・本店】があります。それに何といっても平等院には見どころがたくさんあります。10円玉にも描かれている鳳凰堂や境内に咲く藤の花は必見です。

3.東寺

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真言宗の総本山。山号は八幡山。東寺と呼ばれることが多いですが、正式には教王護国寺です。東寺というからには、かつては西寺もあり、平安京の二大官寺でした。弘仁24年(823年)に嵯峨天皇が弘法大師空海に下賜されて、真言密教の道場となりました。

東寺といえば五重塔ですよね。この五重塔も空海が天長2年(825年)に築造しましたが、現在に至るまでに何度も焼失しています。今の五重塔は五代目でにあたります。

4.金閣寺

5480414321_70fd796401_z出典 : Ann Lee

もはや説明は必要ありませんね。世界遺産の金閣寺です。あまりにも有名ですが、実は金閣寺なんて名前のお寺はないということはあまり知られていないようです。金閣寺の正式名称は鹿苑寺と言います。☝の写真はその鹿苑寺の舎利殿で「金閣」といいます。が、舎利殿の方が有名になってしまったため、金閣寺と呼んでいます。

まあ今では金閣寺が定着していますし、見ていて美しければ名前なんて関係ないっ!!ということで金閣寺と呼んでしまいます。

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豪華絢爛、足利義満の権力の大きさを表している金閣寺ですが、当初はもっと大きな建物にするはずだったそうですよね。でも、予算の都合上、今の大きさになったんだとか。。。。私にとっては十分大きいと思うのですが、さすがスケールが違います。

5.銀閣寺

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よく金閣寺と比較されるのが銀閣寺です。でも、まったく銀じゃないという初っ端からツッコミどころのあるお寺です。よく銀閣寺はお金がなかったから銀に出来なかったと言われますが、足利義政の美的感覚を考えるとそんなことは考えられません。

金閣寺が足利義満の権力を誇示するために作られた自己満足なお寺だとすると、銀閣寺は足利義政の美的感覚を満たすための自己満足なお寺です。(どちらも自己満足なためのお寺には違いないんですが笑)。現在では、建物の一部に「白土」やミョウバンが使われていることがわかっています。

これは、月の光でキラキラ反射するような角度にあるそうです。こういう細かいところからも、義政の美的感覚の高さが垣間見えますね。他にも庭のじゃり石には「水晶」や「雲母」を使うなど、ところどころに義政のこだわりが伺えます。

6.高台寺

17197614142_8cc604df95_z出典 : senngokujidai4434

建仁寺が比較的古いお寺だとすると、高山寺は新しいお寺です。いまどきのナウでヤングなお寺です。と言っても創建は1606年なので、ざっと今から400年以上前ですが笑。高台寺というと、秀吉の正室である北政所(ねね)のゆかりの寺として知られています。もともと秀吉を弔うために建てられたお寺で、亡き秀吉を思ってねねが建てた菩提寺です。

そんな高台寺の境内では、至る所でねねの夫への愛が感じられます。境内にある「霊屋(おたまや)」には秀吉・ねね夫妻の像が仲良く安置されています。

また、境内には茶室もあり、伏見城の茶席が移建されたものだそうです。お茶好きだった秀吉との思い出が詰まった茶席でしょう。ほかにも、最愛の夫を亡くした”ねね”の当時の心境をしるための手がかりがあるかもしれません。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

7.東福寺

15659879398_e99a11bc23_z出典 : marki1983

毎年紅葉シーズンになると、京都には多くの観光客が訪れますが、その中でも一二を争うのが東福寺です。もみじの種類はイロハモミジ、トウカエデなど、合計約2000本もの紅葉は圧巻。特に本堂、普門院、開山堂を結ぶ通天橋からの景色は必見です。

通天橋は東福寺の境内を流れる三ノ瀬川に掛かる橋の1つですが、紅葉シーズンになると三ノ瀬川に加えて、紅葉の雲にかかる橋にもなると言われています。川に沿うように紅葉した木が並び、落ち葉が川を真っ赤に染めます。

普段は比較的静かな東福寺ですが、紅葉シーズンになると清水寺にも負けず劣らず賑やかになるのも納得です。

8.南禅寺

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石川五右衛門が山門から「絶景かな」と言った寺として有名なお寺です。もちろん、それは歌舞伎「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」での話ですが、もし石川五右衛門が南禅寺の山門に上ったら、やっぱり同じことを言うのではないでしょうか。

歌舞伎の中で五右衛門は、春の夕暮れ、満開の桜を前にして、「絶景かな、絶景かな。春の宵は値千両とは、小せえ、小せえ。この五右衛門の目からは、値万両、万々両……」と煙管を吹かして言っています。果たしてどうなのか、山門の上にも上ることができるので、ぜひあなたの目で確かめてみてくださいね。

また、南禅寺は水路閣でも有名です。☝の写真がその水路閣で、明治時代につくられたものです。水運や灌漑、工業飲料水の確保のために作られた水路で、南禅寺の境内を通っています。ちなみに今でもバリバリの現役で、東山の水の流れを作っています。

9.東本願寺

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東本願寺は京都駅の近くにある浄土真宗のお寺で、「お東」、「お東さん」と親しみを込めて呼ばれています。

東本願寺は、その立地のせいからか、江戸時代に4度の火災にあっています。東本願寺が火元になったことは1度だけですが、「火だし本願寺」という不名誉なあだ名までつけられてしまいます。

逆に言うと、火災に合うと火が広がってしまうほど、それほど立派な木造建築が多く、本願寺の御影堂は高さ28mもあります。東福寺と知恩院と並び京都三大門の1つに数えられています。他にも阿弥陀堂や大寝殿といった歴史的建築物があります。

10.三十三間堂

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三十三間堂の見どころは上の写真の本堂です。長い本堂が通称三十三間堂と呼ばれています。名前の由来は柱の数が三十三あることです。ちなみに三十三間堂の正式名称は「蓮華王院」、本尊は千手観音。千手観音とはその名の通り、千本の手がある観音様ですが、三十三間堂にはその千手観音が1000体もいらっしゃいます。つまり手の数は合わせて1000×1000でなんと100万!!(実際には1001体らしいのですが^^:)

・・・とまあ手の数はさておき、1001体の観音像の中には、1体だけ「口を開けて笑っている観音様」がいるそうなので、三十三間堂にお参りに行った時は探してみるといいかもしれませんね。

11.三千院

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京都市左京区大原にある天台宗の寺院です。青蓮院とともに、天台宗の三門跡寺院の1つです。また三千院のある大原は市の中心からかなり離れているところにあるので、かつては貴族や仏教修行者の隠棲の地でした。

三条・四条の繁華街で買い物するのも楽しいですが、大原三千院で静かな時間を過ごすのもたまにはいいかもしれませんね。

12.醍醐寺

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真言宗醍醐派総本山。山号は深雪山で本尊は薬師如来。醍醐寺といえば桜ですよね。慶長3年(1598年)、豊臣秀吉による【醍醐の花見】は日本史史上に残る壮大な花見だったと言われています。招待客は1300人、衣装代だけでも現在に換算すると39億円もかかったと言われています。

醍醐の花見の5か月後に秀吉は没するので、秀吉により一世一代の催し物でした。ちなみに現在でも醍醐寺は桜の名所で、カワヅザクラやシダレザクラ、ソメイヨシノなど合計1000本もの桜が春になると咲き乱れます。

13.実相院

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実相院は京都市左京区岩倉にあるお寺です。実相院は【床紅葉】や【床みどり】で知られる黒光りする床が有名です。庭の紅葉した木々が床板に写り込み黒光りします。

紅葉時期になると、以前は報道ステーションの終わりで中継をされていたので、覚えている方も多いのではないでしょうか。

14.寂光院

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今から1400年以上前、聖徳太子が建立した尼寺です。近くには京都では珍しい温泉宿もあり、日帰り入浴も可能です。

15.真如堂

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京都市左京区にある天台宗の寺院です。正式には【真正極楽寺】、通称【真如堂】と呼ばれています。本尊は阿弥陀如来ですこの阿弥陀如来は「うなずきの阿弥陀」とも呼ばれています。

言い伝えによると、ある僧が「修行者を守護してくだされ」と祈ると阿弥陀如来は首を横に振り、「衆生、特に女性をお救い下され」と祈るとうなずいたといいます。

また紅葉の名所としても知られていて、真如堂の三重塔を背景にした紅葉は記念撮影のスポットでもあります。

16.曼殊院

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京都市左京区一乗寺にある、天台宗の寺院です。曼殊院の魅力は美しい「枯山水」の庭園です。市中から離れたところにあるため、人も少なく静かな雰囲気を楽しめます。

四季折々の草花を楽しむことができ、春には椿や梅、ソメイヨシノ、百日紅が咲き乱れ、秋には紅葉が庭園に彩を加えます。また曼殊院はバス停から徒歩で20分の距離にあるので、動きやすい格好で行くことをオススメします。

17.青蓮院

11307498536_b5839ef891_k出典 : Yu-Ching Chu

青蓮院の門前にある巨大なクスノキ5本は圧巻です。京都市登録天然記念物にも指定されているので一度見る価値はあります。

中に入ると美しい庭園があります。書院の北東部側にはキリシマツツジを中心とした小堀遠州作の霧島の庭。また年に数回あるライトアップの時期は、境内全体が青色でライトアップされます。

18.泉湧寺

2969467457_01ec2156f1_o出典 : NanakoT

真言宗泉湧寺派の総本山。本尊は釈迦・弥陀・弥勒の三世仏。皇室とのかかわりも深くそのため「御寺」とも呼ばれています。仁治3年(1243年)に四条天皇が没し、寺内に御陵(皇室の墓のこと)が造られてから、後水尾天皇・御光明天皇など二十五方の御陵が営まれています。

また泉湧寺は「美人」のご利益を求めて参拝する人も少なくありません。境内には楊貴妃観音堂があり、通称「楊貴妃観音」と呼ばれる聖(しょう)観音像が安置されています。この観音像は、玄宗皇帝が楊貴妃を偲んで香木をもって造らせたものと伝えられる宋伝来の像です。

お寺では「美人」のお札ももらえるのでぜひ試してみては(^^♪

19.隋心院

隋心院は京都市山科区にある真言宗のお寺です。絶世の美女として知られる『小野小町』のゆかりのお寺として知られ、境内には小町作といわれる文張地蔵や化粧井戸、文塚があります。また梅の名所としても知られ、境内には唐棣(はねず)の梅があり、3月最終日曜に【はねず踊り】と観梅の催しがあります。

20.祇王寺

15894087294_e7840078e9_z出典 : Jérôme Capsid

祇王寺は京都市右京区にある真言宗大覚寺派のお寺で、平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王と仏午前が出家のために入寺したとしても知られています。

外観は京都のお寺では珍しい茅葺屋根で、風情のあるお寺です。穏やかな奥嵯峨野にぴったりの落ち着いた雰囲気です。

21.広隆寺

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法隆寺や四天王寺とともに聖徳太子建立七大寺といわれ、本尊は聖徳太子。お堂には多くの国宝が安置されていて、中でも有名なのは、弥勒菩薩半跏思惟像。片足を組んで右手を頬あたりに当てながら思索にふける像を教科書の写真で一度は見たことありますよね。

日本の国宝第一号に指定された弥勒像でもあり、ドイツ哲学者ヤスパースがあまりの美しさに「人間実在の最高の姿」と感激したともいわれています。

そんな弥勒像にはこんなエピソードも。今からさかのぼること50年前のある日、弥勒菩薩の右手薬指が第二関節から折れ、指先の二、三センチがなくなっていることに案内人の方が気づきました。案内人から届け出を受けた警察が調査を進めていたところ、市内の学生が自分が折ったと出頭しました。

ここまで聞くと単なる学生によるいたずらだと思われますが、話には続きがあります。学生は指を折る前に、あまりの美しさに、像にキスをしようとしたそうです。キスをしようとしたところ頬が弥勒菩薩の頬に当たって折れてしまったそうです。

思わずキスをさせてしまうほどの美しさの菩薩。美しさは国境、、いや生命の壁も超えるということでしょうか^^:

もちろん実際にキスをすることは許されませんが、それほど美しい菩薩なら一度見る価値はありですよね。

22.大覚寺

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真言宗大覚寺派の大本山。山号は嵯峨山。本尊は五大明王。大覚寺はいけばな発祥の寺でもあり、また代々天皇家や天皇家にゆかりのある方がおさめた門跡寺院でもあります。嵯峨天皇が、嵯峨院を造営した際に作庭した日本最古の庭池「大沢池」は時代劇やドラマのロケ地としても有名なので、見たことがあるのでは?

池の周りには楓や桜、松が植えられていて、昔から多くの歌に登場します。

23.仁和寺

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真言宗御室派の総本山。山号は大内山、本尊は阿弥陀三尊です。世界遺産にも指定されているので、由緒ある素晴らしいお寺であることは間違いありません、毎年春になると仁和寺の御室桜を見に多くの人が訪れます。

ところで徒然草の話の中に仁和寺の法師が出てくるのを覚えていますか? 教科書で読んだのは覚えていたんですが、話の内容はすっかり忘れていて最近読み返しました。

徒然草は面白い話が多くて、その中でも「これも仁和寺の法師」はかなり秀逸で今でいうところの「すべらない話」に近かったと記憶していていました。ただ読み返してみると、オチに当たる部分で衝撃をうけました。話の内容は、宴会の席で仁和寺の奉仕が調子に乗って足鼎(花瓶)をかぶって抜けないどーしよー。的な感じです。なんとか抜こうとしてもダメ、医師に見てもダメ。「もうどうしようもない、力いっぱい抜こう!!」って抜けたらそのまま耳と鼻まで一緒に切れちゃったというオチです。

・・・オチで耳が落ちるとか、出川〇郎も裸足で逃げ出すレベルです。

24.大徳寺

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大徳寺といえば一休さんのモデルになった一休宗純ゆかりの寺です。

応仁の乱のときに消滅してしまった建物を、堺の豪商の力を借りて復興しました。また大徳寺の特徴として、その広大な敷地が挙げられます。大徳寺内には、20以上もの建物があり、とても1日では回り切れません。

中でも有名なのが、☝の三門と仏殿です。どちらも重要文化財に指定されています。”三”門と聞いて、「おいおい、漢字が間違っているじゃないか」と思われたかもしれません。ですが、仏教の教え的には三門が通例だそうです。

三解解門(さんげだつもん)(空門・無相門・無作門)のことを言います。山門を使うようになったのは、平安時代になってお寺が山岳地帯に建てられるようになってからだそうです。

25.相国寺

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金閣寺や銀閣寺を知っていても、相国寺を知らない人が多いのは残念です。どちらのお寺も相国寺派といって、相国寺の末寺の1つ。つまり、相国寺がお兄さんみたいなもので、銀閣寺や金閣寺は相国寺の弟分です。(ということいろんな人に怒られてしまいそうですが^^:)。

だからというわけではありませんが、金閣寺の寺宝の多くは、相国寺境内にある「承天閤(しょうてんかく)美術館」に所蔵されています。金閣寺に行っても見れない寺宝を相国寺に行けば見れるというわけです。さすがお兄さん。

場所は京都御所から同志社大学方面へ少し歩いたところにあります。

26.建仁寺

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祇園・花灯路の一番先にあるお寺です。上の写真は建仁寺の天井に描かれている龍の絵です。迫力満点ですよね。こんな迫力満点な絵をかけるのは、さぞかし昔の有名な絵師の人だろうと。そう思うかもしれませんが、実はごく最近、2002年に描かれたそうです^^: ちなみに双龍図といって、禅寺の法堂(僧侶が仏教を講義する建物)にはよく描かれています。

「じゃあ建仁寺って比較的新しいお寺なの?」というとそういうわけでもありません。むしろメッチャ伝統があるお寺です。開山(かいさん)人の栄西禅師による、京都で最初の禅宗の寺です。つまり、南禅寺や東福寺よりも古いお寺です。また栄西は日本に初めてお茶の実と、作り方を伝えた人ともいわれています。

「建仁寺こそがお茶発祥の地!!」・・・というわけではありませんが、一部の上流社会だけに限られていたお茶を広く一般庶民にまで普及させたのは、栄西の功績でしょう。

境内には石碑ならぬ茶碑が建てられていて、植え込みの木も茶の木です。栄西と茶には切っても切り離せない関係があるようですね。

27.法観寺

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法観寺は別名【八坂の塔】としても有名です。祇園界隈のシンボルマークになっていて、清水寺に参拝する人は必ず目にするでしょう。【八坂の塔】という名前が有名で法観寺があまり知られていないのは、境内が狭いからです。

法観寺には【八坂の塔】以外に目立った建物はありません。そのため、【八坂の塔】をさして法観寺といっています。ところでこの八坂の塔、内部に入れるのを知っていますか?清水寺や八坂神社に行ったことがある人でも【八坂の塔】に入れることを知っている人は少ないようです。

おそらく法観寺にはいつでも参拝できるわけではないからです。不定期休で、拝観時間は10時から16時までとなっていますが、拝観時間もその日によって変わります。もし清水寺に行くときに八坂の塔に入れる時は、是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

28.天竜寺

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京都の西の観光地、嵐山で有名なお寺といえば、天龍寺です。嵐山には有名な渡月橋や亀山公園といった観光地がたくさんありますが、昔はそういった観光地はすべて天龍寺の境内だったそうです。

その広大な敷地を利用して、天龍寺にはとてもダイナミックな庭があります。『曹源池庭園』といって、亀山や嵐山を借景にしたとても雄大な庭です。天龍寺が世界文化遺産に指定されているゆえんもこの曹源池にあります。

ちなみに曹源池庭園の名前の由来は、庭の中央にある曹源池をめぐる池湖回遊式庭園だからです。また、この曹源池庭園には、面白い言い伝えがあります。曹源池の中央正面に2枚の大きな岩がありますが、これを龍門の滝といいます。この石は「登竜門」と言う中国の故事になぞらえた岩で、鯉が龍となる途中の姿を現す珍しい姿をしています。

29.妙心寺

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とにかく広いです。妙心寺の境内の面積は甲子園球場7から8個分です。また境内の大きさだけでなく、禅宗寺院に対する影響力も大きいお寺です。妙心寺は臨済宗・妙心寺派の総本山ですが、日本にある臨済宗寺院の約6,000のうち、3,500が妙心寺はで占められています。完璧な派閥構成です笑。

 広大な敷地に、四季折々の花が咲いたことからかつては『西の御所』と呼ばれていました。また言い伝えも数多く残っていて、妙心寺の七不思議として現在でも語られています。今回は七不思議を紹介することはできませんが、ぜひ妙心寺に訪れて七不思議を体験してみてはいかがでしょうか。

30.龍安寺

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龍安寺はその庭の美しさから世界遺産に登録されています。正確には17カ所から構成される【古都京都の文化財】の1か所として世界遺産に登録されています。見どころは、日本を代表する枯山水庭園です。

枯山水とはその名の通り“枯”山水で、池や遣水のない庭で、水を表現します。庭にある石や砂で山水の風景を表します。一般的には「龍安寺の石庭」と呼ばれていて、幅25m、奥行き10mの敷地に白砂が敷き詰められています。

庭内には15個の石が無造作に点在していますが、実は石の配置に禅の本質が隠されているといいます。どこから見ても15個の石を全て見る事はできません。15と言うのは東洋では完全を意味すると考えられていて、人間の目には完全を見ることができないからです。残りの1個は心眼で見ぬくと言う訳です。ぜひ龍安寺を訪れた際は15番目の石を心の目で確認してみて下さいね。

31.華厳寺

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華厳寺は京都の西にある臨済宗の寺です。四季を通じて鈴虫を飼育しているので、別名【鈴虫寺】といわれています。

また「願い事が本当に叶う寺」とも言われていて、多くの参拝客で賑わっています。特に恋愛・結婚の願い事にとても勝率が高いと評判で、若い女性を中心に人気が高いお寺です。

32.西芳寺

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西方寺は臨済宗の寺院で天龍寺の境外にありますが、天龍寺の一部です。西方寺は庭園内に120種類ものコケが生えていて、まるで緑色の絨毯を敷き詰めたような庭園なので、別名【苔寺】と呼ばれています。

特に美しいのが紅葉の季節です。紅葉に染まる庭内の木々と、足元の緑色のコントラストに目を奪われるでしょう。

ちなみに西芳寺は一般の拝観を中止しています。拝観を希望する際は、往復はがきによる事前の申し込みが必要です。拝観料は1人3,000円と少々お値段が張りますが、静かな雰囲気を満喫したいと言う方にぜひオススメのスポットです。

33.詩仙堂

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京都市の北、銀閣寺よりもさらに北にあります。詩仙堂を立てたのは【石川丈山】という武将です。丈山は江戸初期における漢詩の代表的人物で、特に書道や茶道に通じていたといわれています。

詩仙堂の名前が有名ですが、正しくは凸凹かといいます。凹凸かとは、でこぼこした土地に立てた住居と言う意味です。中国の詩家36人の肖像を狩野探幽に描かせ飾ったのが、凹凸かの中心の『詩仙の間』です。

34.永観堂

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永観堂は一風変った阿弥陀像があることで有名です。永観堂に安置されている観音像は、顔が正面ではなく、左を向いています。なぜ左を向いているかについては、言い伝えがあります。

禅林寺の僧だった『永観』が阿弥陀像の周りを念仏していたときのことです。安置してあった阿弥陀像が突然永観のところへ降りてきて、行動を始めました。驚き、立ち尽くしました永観に向かって阿弥陀像は、「永観、遅し」と声をかけられたそうです。

その阿弥陀像の姿を後世に伝えたいと永観は思い、【みかえり阿弥陀】という現在の阿弥陀像になりました。

35.金戒光明寺

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京都市左京区黒谷中央にある浄土宗の寺。通称【黒谷さん】とも呼ばれ、親しまれています。また金戒光明寺は新選組の発祥の地としても有名です。新選組を御預とした会津藩の京都の拠点が、金戒光明寺にありました。京都守護職を拝命して京都の治安を守っていた会津藩ですが、もともとは反対が強かったそうです。

当時の幕末京都は治安が悪化し、暗殺や強奪が日常化して手のつけられない状態になっていたからです。それを当時の藩主であった松平容保が「徳川家を守る」という家訓に従って、守護職を拝命しました。

家臣は、「君日唯京師の地を以て死所となすべきなり」と肩を合わせて泣き崩れたそうです。その後の会津藩の栄光と悲劇は200年以上たった今でも語られています。

36.法然院

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法然院は京都の東、哲学の道を少し外れたところにあるお寺です。今の法然院が建てられたのは17世紀後半ですが、法然院の元となった鹿ヶ谷の草庵は鎌倉時代・初頭、法然聖人が修行をした場所です。法然聖人は草庵で弟子の安楽・住蓮とともに念仏三昧の修行をしていました。

しかし、院の女房であった松虫と鈴虫が法然の弟子に恋をして出家してしまいます。そのことに激怒した後鳥羽上皇は安楽・住蓮を死罪にします。死罪を免れた法然も流罪となってしまいます。また2人の女房は彼らを追って自殺したと伝えられています。

ただ、現在の法然院はそんな悲しい話があったことが信じられないくらい穏やかな雰囲気の寺院です。

37.知恩院

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知恩院は【円山公園】や【八坂神社】の近くにあるお寺で、浄土宗の総本山です。知恩院は後鳥羽上皇の怒りを買って流罪になってしまった法然が開いたお寺でもあります。法然院の魅力は庭です。紅葉の時期になるとライトアップして夜間拝観が可能になります。

38.化野念仏寺

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化野念仏寺は京都市の西、嵯峨野にある浄土宗の寺です。その歴史は古くさかのぼると811年(弘仁2年)、空海が野ざらしになっていた遺骨を埋葬したことが始まりです。その後、法然が念仏道場を開き、念仏寺になったといいます。

風葬地として知られていて、境内には約8000体もの数の石仏・石塔が置かれています。おびただしいほどの石仏群は見ていてとても寂しい気持ちがしますが、同時に生きるという事は何なのかを考えさせられます。

39.西本願寺

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西本願寺は京都駅近くにある浄土真宗・本願寺派の本山であります。正式名称は「龍谷山・本願寺」です。地元の人からは親しみを込めて、「大西さん」とも呼ばれています。

西本願寺の魅力は重厚で華やかな建物にあります。道路に面する御影土門はがっしりした印象ですが、西本願寺内部にある書院は、城の中に部屋のように美しい装飾をされ豪華な空間が広がります。

40.本能寺

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明智光秀が「敵は本能寺にあり」といい、織田信長を奇襲したことでも有名な本能寺。現在の本能寺は豊臣秀吉が移転させた場所にあり、京都で最も大きな商店街の1つである寺町通りの一角です。昔の本能寺は今よりも広く、寺の周りは高い塀と深い堀で囲まれていました。

防御に適した寺で信長も安心していたというので、【本能寺の変】は信長にとってまさに不意打ちだったと言うわけですね。現在の本能寺の周りはお土産屋さんや食堂、服屋が並び、商店街を歩いていると突然、本能寺が姿を現すので初めて訪れた人は気づかないかもしれません。私の友人はスルーしようとしていました笑。

境内には織田信長のゆかりの品も保存されていて、時おり展示会も開かれるので、近くを寄った際はチェックしてみてくださいね。

41.常寂光寺

4091619941_8fd39f30ac_z出典 : Keisuke Mutoh

嵐山近く、嵯峨野にある日蓮宗の仏教寺院です。上寂光寺は百人一首で読まれる「小倉山」の中腹にあり、境内からは嵯峨野を一望できます。また秋には紅葉に包まれるので、嵐山の紅葉観光めぐりの定番スポットです。

常寂光寺と聞くと、なんだか寂しくて何もない寺なのかと思ってしまいますが、決してそんなことはありません。名前の由来は仏教用語”常寂光土”です。「煩悩もなく絶対の知恵の光に満ちている場所」という意味です。何か大きな決断をするときは、迷いがなくなりそうなお寺ですね。

42.鞍馬寺

6287987784_454ebf51b4_z出典 : Kiwi He

市の中心から離れたところにあります。離れているというか、もはや山の中です。鞍馬寺へは京阪の終点・出町柳駅から叡山電車に乗り、さらにケーブルカーを使っていく必要があります。

場所が場所だけに、言い伝えも数多く残っています。最も有名なのが鞍馬天狗でしょう。天狗たちの総本山でもあり、鞍馬駅近くには大きな天狗のオブジェが置かれています。

山の中にある境内はいかにも秘境といった感じで、京都最強のパワースポットといわれる理由がわかります。何か願い事をする際は鞍馬寺へ行くといいかもしれませんね。

43.壬生寺

6181606807_f7868d8745_z出典 : entaro Ohno

壬生寺は律宗の寺です。律宗とは「戒律の研究と実践」を行う仏教の宗派です。場所は二条城と京都駅のちょうど中間。壬生寺といえば、新鮮組ファンには欠かせないスポットですよね。

文久3年に結成された新選組は、壬生寺で訓練をしていました。沖田総司が壬生寺で子供集めて遊んだり、近藤勇ら新選組隊士が壬生狂言を鑑賞したとの記録も残っています。また境内にある壬生塚には近藤勇をはじめとした新選組隊士の霊が祭られています。

 44.三室戸寺

7455074546_396b9cc95a_z出典 : Yu-Ching Chu

三室戸寺は宇治市にあるお寺で、本尊は【千手観音】ですが、秘仏となっています。写真でも公表されていないのでどんな姿かはわかりませんが、この千手観音には伝説が残されています。後の後任天皇が家臣に命じて、夜な夜な宮中に現れる金色の光の正体を調べさせました。光仁天皇の命を受けた家臣は、光を求めて宇治川の支流、志津川の上流へたどり着きました。

そこで家臣は滝つぼに26メートルもの大きさの千手観音像を見たそうです。その滝壺から1枚の蓮の花びらが流れてきて、それが50cmほどの観音像に変わりました。その観音像を光仁天皇が安置したのが三室戸寺の起こりだそうです。

現在の三室戸寺はあじさいでも有名なお寺です。6月になると50種、1万株の西洋あじさい、額あじさい、柏葉あじさいが咲き乱れます。なかには、七段花という幻の紫陽花もあるので、三室戸寺を訪れた際は、探してみくださいね。

45.神護寺

15813274522_04f7beed96_z出典 : Keiko Shih

神護寺は京都駅からバスで50分、バス停を下りて徒歩で20分の距離にあり、京都市街から離れた場所にあるお寺です。

市の中心から離れたお寺ではありますが、空海や最澄が訪れたこともある、密教を語る上で歴史的にとても重要なお寺です。また高尾山の中腹にあるということで、秋になると紅葉に包まれ、観光地としての人気も高いお寺です。

46.六角堂

 

六角堂は京都の中心地にあります。六角堂の由来は、本堂を上から見ると屋根が六角形の形をしているからです。なぜ六角形の形をしているのでしょうか?

六角堂の六角には、「六根清浄を願う」という意味が込められています。 6と言うのは人間の持つ6つの感覚をさします。6つの感覚をつなぎ合わせることで清め、煩悩がなくなり幸せになるという祈りが込められているわけですね。

人気のない山奥ではなく、欲望がうずめく都会にあるのはとても意味深です。ちなみに、六角堂の六角形の屋根は隣のビルから見下ろすことができます。

47.神泉苑

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神泉苑は二条城の南に位置しますが、もともとは平安京内に隣接した天皇のための庭園でした。天皇ゆかりの場所だったからか、神泉苑では珍しい祀り方しています。神泉苑では、歳徳神を祀っていますが、その祠を一年に一度、大みそかの晩に恵方のむきに変えます。この祀り方は日本全国でも神泉苑だけに見られる祀り方です。

また神泉苑は桜でも有名ですが、花見の発祥地でもあります。今から1200年以上前、嵯峨天皇による「花宴の節」が記録上、日本最古の桜の花見会です。毎年見頃になると、ライトアップも行われているので、ぜひ花見の発祥地を訪れてみてはいかがでしょうか。

48.萬福寺

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は京都市宇治市にある黄檗宗大本山のお寺です。黄檗宗というとあまりなじみのない方も多いかもしれませんが、臨済宗や曹洞宗とともに三禅宗の1つです。万福寺を建立したのは中国出身の僧なので、境内はちょっと日本では珍しい中国様式になっています。

特徴的なのはかっぷくのよい布袋像です。都七福神とももわれていて、上半身裸で足を組んで座っている姿に懐の深さと余裕が感じられます。萬福寺を訪れた際は、ぜひあやかってみてはいかがでしょうか。

49.蘆山寺

蘆山寺は紫式部のゆかりの地です。紫式部は現在の盧山寺の境内に住んでいました。源氏物語に出てくる朝顔は今の桔梗のことで、蘆山寺では紫の桔梗が6月末から9月はじめ頃まで静かに咲きます。

50.清凉寺

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清凉寺は京都市右京区嵯峨にある浄土宗の寺です。寺にある井戸には古い言い伝えがあります。平安時代・前期の役人に小野篁(かたむら)という人がいました。

小野篁は役人であると同時に歌人・学者でもあり、平安時代のスーパースター的存在でした。男女の出会いが今よりも少なかった平安時代では、歌が上手い=かっこいいです。学者ということで頭もよかった小野篁は、東大を出たキムタクが、アイドル兼議員として活躍しながら、たまにテレビのコメンテーターとしても活躍するといったところでしょうか^^:

そんなスーパースター小野篁には噂がありました。夜間は東山区の六道珍皇寺を入り口としてあの世へ行き、閻魔大王の僕として裁判を担当しているというのです。昼間になると、また別の井戸からこの世に戻ってくるという。その井戸が、現在清凉寺にある井戸だというのです。

真相は定かではありませんが、今度清凉寺へ行った時は、足元からイケメンが現れないか注意してみておこうと思います。

51.金福寺

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金福寺は京都市左京区一乗寺にある禅宗のお寺です。あまり知名度は高くありませんが、俳人の与謝蕪村の墓所があり、また松尾芭蕉奥が滞在したといわれています。

知る人ぞ知る紅葉の穴場スポットですが、それに負けず劣らずに人気なのが、境内に住んでいる『福ちゃん』という猫です。

お寺のマスコット的存在で、人間のことを全く気にしない三毛猫です。金福寺に行ったら福ちゃんを見るのが定番になっています。六角堂のハトも人間にことは気にせず日向ぼっこしていますし、お寺にいる動物は穏やかですよね。

まとめ

いかがでしたか?

まだまだ京都にはたくさんお寺がありますが、京都観光で人気のお寺を紹介しました。京都観光の際は、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

読んでいただきありがとうございました!

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書いている人はこんな人

管理人
どうも、管理人です。

高校卒業まで東京で過ごし、大学から京都に来ました。京都や日本の魅力を伝えるブログにできれないいなと思っています。京都と就活記事とたまに政治経済を少々書いていきます。

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