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「フォーラム」の意味!!シンポジウムとの違いを説明できる⁉

新聞の広告で「〇〇フォーラム開催!!」というフレーズを目にしました。しかも、その下に、かっこして、〇〇シンポジウムという文字が・・・・

すごい違和感を感じたのですが、

たしかに、フォーラムとシンポジウムの違いを説明しろと言われたら、困ってしまいますよね。そこで今回はフォーラムの意味をシンポジウムの違いと一緒に調べてみました。

フォーラムの由来は古代ローマ

新聞や雑誌、テレビなどでよく目にする、フォーラムと言う言葉。

実は古代ローマの集会場、公共広場の呼称だということご存じでしょうか?

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当たり前のように口にするフォーラムという言葉ですが、ラテン語で公共広場を指す【フォルム】が語源だそうです。古代ローマ人はその【フォルム】で、政治・司法の集会や、主教儀式などを行っていました。

市民にとってのオープンスペースのようなもので、議論好きのローマ人が日夜、あーでもない、こーでもないと議論していた様子が目に浮かびます。

転じてフォーラムは、物事を討論したり決定する場や会という意味になります。

特に政治集会の場に使われたことから「何かを決定する」意味が強いのが特徴です。

参考までに辞書を調べると、

チェックフォーラムの意味

・古代ローマの集会場/公共広場。

・公開討論会、評議会や理事会など物事の討論や決定をする場または会。

 

とあります。

シンポジウムとの違いは?

それに対してシンポジウムは、フォーラムよりも「意見交換」の意味合いが強い言葉です。語源は古代ギリシャの【饗宴】に由来すると言われています。

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ギリシャ語のσυμπίνειν(sympinein)いっしょに酒を飲むという言葉から派生した言葉で、プラトンの対話編『饗宴』にもその様子が描かれています。

こちらも哲学好きなギリシャ人がワインを片手に楽しそうに議論をしている様子が目に浮かびますね。アリストテレスのように、気持ちよく酔っているところに議論を吹っ掛けるおじさんもいたとは思いますが、、、笑

シンポジウムを辞書で調べると、

チェックフォーラムの意味

一つの問題について何人かが異なる面から意見を述べ合い、質疑応答をくりかえす形の討論会。

とあります。多様な意見を出し合うことや対話が重要な会ですね。

フォーラムとシンポジウムの違い

さて、語源を調べると『フォーラム』と『シンポジウム』の違いはなんとなくわかってきましたね。ただ、現在の日本では、どちらもほぼ同じ意味で使われています。

強いて違いを言うなら、

「議論の決着を付ける」のがフォーラム

と言えそうです。ただし、結論を出さないフォーラムもあるので、一概にフォーラムなら絶対に結論が出るとは限りません。ただ、シンポジウムよりは、議論を決着させることが重要視されていると言えます。

逆に言えば、

「多様な意見を交換する」のがシンポジウム

と言えそうです。

 

メモ

フォーラム:結論を出す

シンポジウム:意見交換

 

例で見るシンポジウムとフォーラムの違い!!

フォーラムとシンポジウムの語源と意味の違いを見てきましたが、言葉だけで理解してもあまり納得しづらいですよね。

そこで、実際の例で確認してみたいと思います。

2016年に開催されるフォーラム

2016年に開催されるフォーラムにどんな会議があるのか、リストアップしてみました。方法は単純に、「フォーラム 2016」と検索してヒットしたサイトを上から順にリストアップしています。

R&Dフォーラム

NTTが主催するフォーラム。「Open the Way ~2020とその先の未来へ ~」をコンセプトに、最新技術、研究成果を講演や展示を通じて紹介する。

CFN キャリアフォーラム

世界最大規模の日栄バイリンガルのためのジョブイベント

オレンジの下線ライン富士通フォーラム2016

多数のセミナーと展示でもを通じて、ビジネス・社会のデジタル革新への取り組みと、それを支える新たなテクノロジーを紹介する富士通最大のイベント

 

2016年に開催されるシンポジウム

2016年に開催されるシンポジウムをリストアップしてみました。フォーラムと同様の方法で調べました。

第21回 高専シンポジウム in 香川

全国の高等専門学校の研究発表、知識の交換などを行う。

計測自動制御学会 制御部門マルチシンポジウム

南山大学 名古屋キャンパスで行われた学会。研究発表やワークショップが行われた。

2016年 光学シンポジウム

光学設計者・技術者が日頃の研究・開発の成果を発表し、討論する場として開催された。

 

いかがでしょうか?

フォーラムでリストアップしたどのイベントも何か結論を出す目的の会議ではありませんでした。なので、「結局どっちも同じじゃん…」と思うかもしれませんが、よく見ると使い分けがされています。

企業のイベントでは「フォーラム」がよく使われるのに対して、学会等は「シンポジウム」が使われる傾向があります。他にも、市や学校が主催する会には「シンポジウム」が多いです。どいうことか。

学会などは結論を出すよりも、研究成果を発表し他の研究者に知ってもらうことが目的です。意見をぶつけ合わせるフォーラムよりも柔らかい印象がある「シンポジウム」の方がしっくりきますよね。市民の意見交換会にしても同様です。

それに対して、フォーラムに企業や就活イベントが多かったのはなぜか。企業や就活のイベントはただ意見を交換するだけでなく、目的が背後にあります。企業なら利益の追求で、就活なら内定。ただ意見交換をするだけでなく、目的のために積極的な議論をすることから、「フォーラム」が使われているのではないでしょうか。

このように、「フォーラム」も「シンポジウム」の現在はほとんど同じ意味で使われていますが、微妙に使い分けられていることがわかります。意味を意識することはないのに、なんとなく語源の意味を残しているのは、興味深いですね。

まとめ

フォーラムとシンポジウム。普段、何気なく目にする言葉ですが、あまり違いを意識することはないですよね。でも、語源を意識して違いを見てみると、意外と語源の雰囲気を残しつつ使われている気がします。

日本には外来語由来の言葉が多いですから、言葉の使い方には気を付けたいですね。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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書いている人はこんな人

管理人
どうも、管理人です。

高校卒業まで東京で過ごし、大学から京都に来ました。京都や日本の魅力を伝えるブログにできれないいなと思っています。京都と就活記事とたまに政治経済を少々書いていきます。

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