先日、京都市美術館で開催されている『ダリ展』を見に行ってきました。
何でも前回開催した『ダリ生誕100年記念回顧展』から約10年ぶりだそうで、メディアでも話題になっています。 ポスターに起用したルー大柴さんの写真はtwitterなどで拡散されているので、知っている方も多いのではないでしょうか。
9/14(水)-12/12(月)東京・六本木の国立新美術館で「ダリ展」開催!スペインが生んだ奇才・ダリが遺した200点の作品から画業を辿る、過去最大規模の回顧展→https://t.co/9ucagwCLIE pic.twitter.com/LTxOF9WPAm
— イベントチェッカー製作委員会 (@event_checker) June 30, 2016
ほんと、似てますね。もっと二人がトゥギャザーしたアナザーのポスターが出てほしいところですので、2か月後の東京都美術館展では期待したいですね。
そもそも『ダリ』って
『私はダリでしょう?』 というのは、2006年のダリの回顧展の時のキャッチフレーズですが、ダリについてどんなイメージをお持ちですか?
自分で自分のことを「天才」と言っちゃう奇行好きの芸術家。
曲がった時計を描く人。
ヒゲのおじさん。
・・・などなど普通の芸術家ではないですよね。 一体どういう風に育ったら、ダリみたいな芸術家が育つんだと思ってしまいますが、実はダリは裕福な商家で育ちます。 少年時代から絵画に興味を持ったダリは早くから才能を認められます。
1922年にマドリードの美術学校に入学し、3年後には個展を開いています。 ダリといえば重力を無視した物体配置や幻想的な風景を描いたいわゆるシュルレアリスム作品が有名ですよね。
ただ初めからそういった作品を描いていたわけではありませんでした。 今回の『ダリ展』でも展示されているすべての作品がシュルレアリスム作品というわけではありません。
一番目の部屋は『初期作品』と題し、1918年頃から1928年頃に描かれた作品が展示されていました。
フェルメールやピカソから影響を受けたような作品が多く、この頃の作品から後の作品が生まれたのは少し驚きでした。 ダリがいわゆるシュルレアリスムに自分の道を見出したのは1920年代後半です。
1929年には正式にシュルレアリスム・グループに参加しています。 2番目の部屋は『シュルレアリスムの時代』で、1929年に描かれた『子ども、女への壮大な記念碑』が初めに展示されていました。
ここからダリワールドの始まりで、 「何が記念碑で、どこが子どもで女なのかわからない」 といった印象でした。帰って来て見返してもわかりません。笑
専門家の方の話を聞いていると、
ダリの作品は哲学的に・・・・
とか、
極地を対比することで・・・
とか、難しい説明があるのでしょうが、どうしてもピンときません笑
【静物】1つにしても、ダリが描くと、ただではすみません。 チケットにも描かれていた『生きている生物』ですが、動かないはずのものが躍動感たっぷりで、今にもこちらに向かってきそうですね。
小さい頃からダリの作品が不思議でしょうがなかったのですが、実際に見てみて、さらに不思議になりました笑
いっそのことダリの作品の世界に入ってみたいと思うのですが、すでにできるようです。
youtubeの動画で、360度動画というものがありますが、ダリの作品も作られています。
進行方向は選択できませんが、一周ぐるっとダリの作品を旅行できます。旅行中はどの方角をみることもできるという仕組みです。
朝行くと混雑していなかった
10年ぶりのダリ展ということで、混雑はある程度覚悟していたのですが、それほど混雑していませんでした。むしろ空いていたくらいだったのでびっくりしました。
開館前には列が出来ていましたが、大行列ではありませんでした。開館直前でも50人ほどです。 美術館の扉が開いて2分ほどで中に入れました。それから会場の前でも並びましたが、3分ほど。合計5分ほどの待ち時間でした。
メディア取り上げられていたので混雑することを予想していましたが、結局5分程度の待ち時間で会場に入ることが出来て良かったです。
ただ、会期が終わる二したがって混雑するそうなので、できるだけ早めに行くといいかもしれません。7月中なら比較的スムーズに楽しむことができると思います。
グッズスペースも盛りだくさん
美術館に行くと、ついつい買いたくなってしまうのが記念グッズですよね。今回の『ダリ展』でも記念になりそうなグッズがたくさん売っていました。
ダリの作品集やポスターから、ポストカードや小物まで。Tシャツやトートバックまでありました。
ぜひ我こそはダリを超える天才だ!
ダリのようになりたい!
という方はダリTシャツを買ってみてはいかがでしょうか。 私は今回は遠慮して気に入った作品のポストカードを買いました。
また10年後のダリ展ではTシャをツを買えるくらい芸術心を磨いておきたいと思います笑
おわり
いかがでしたか?
「奇人?天才?」のイメージが強かったダリですが、初期の作品を見たり解説を聞いているうちに、今までのイメージが少し変わりました。
10年ぶりの『ダリ展』に足を運んでみてはいかがでしょうか。
ダリ展の半券をお持ちでしたら、おいくらかで、譲っていただけないでしょうか?
申し訳ございませんが、ご返答お待ちしております。
佐藤様
コメントありがとうございます。
ダリ展の半券ですが、持っておりません。
おそらく引っ越しの際に紛失してしまったようです。
ご希望に添えず申し訳ありませんが、ご容赦くださいませ。
ご返答ありがとうございました。
ご返答ありがとうございました。