平熱が低い方が最近多いようです。
35度台という女性も少なくありません。なかには34度台という方も・・・
いったい平熱が低い原因は何なのでしょうか??
今回は平熱が低い原因について調べてみました。
目次
平熱が低いって何度から?34度の人も?
まずは平熱が低いとは何度なのか確認しておきましょう。健康な人の基礎体温は36.5度です。なのでこれ以下だと平熱が低いと思った方がいいでしょう。
なぜ36.5度が健康な人の基礎体温かというと、36.5度で人間の体の細胞の新陳代謝が活発になるからです。新陳代謝が活発になると、免疫力も高まり、病気やけがをしにくくなります。
ちなみにGoogleで検索窓に【体温】と入力すると、
37度
と、表示されます。
37度なんて、平熱が36度以下の人にとっては熱が出ている状態ですよね。現在の日本人の平熱は下がっていて、50年前の日本人の平均体温は36.8度あったといわれています。
欧米人では今でも37度が平熱と言われていて、38度を超えないと発熱とは言いません。私なんか38度の熱が出たら、仕事を早く切り上げて帰ってしまいますが^^:
平熱が低いと何かいけないの?
平熱が低くても健康ならなにも問題はありません。しかし、実際は平熱が低いと体の調子が悪くなったりします。
参考までに人間の体の調子と平熱の関係を紹介します。
【37℃-36.5℃】 もっとも良い体温。免疫力も代謝も絶好調
【36℃】 体が熱を出そうと震えている状態
【35.5℃】 代謝の機能や排せつの機能などが低くなっている状態。体に異変を感じることも
【35℃】 日常生活には支障はありませんが、がん細胞が増殖している
【34℃】 命の危険あり
【33℃】 凍死の可能性あり
いかがですか?
最近では35度台の平熱が低い状態の女性も多いです。34度になると命に危険があるので、35度前半の体温の場合は、今すぐにでも改善したほうがいいでしょう。
もう一度繰り返しますが、健康な人の平熱は36.5度です。平熱がそれ以下なら、目に見えなくても体調が悪くなっています。
平熱の低さは一時の症状ではなく、慢性的な生活習慣によるものが多いので、症状が悪くなる前に改善しましょう。
そのためにも、まずは平熱が低い原因をしっかりと把握しておくことが大事です。
平熱が低い原因は?
平熱が低い原因をお伝えします。平熱が低い原因はいくつか考えらえます。
例えば、先ほど紹介した欧米人の平熱。欧米人は37度が平熱と紹介しました。日本人との平熱の差は0.5度もあります。
この違いには2つの理由があります。
まずは筋肉量の違いです。筋肉が多い欧米人は筋肉の分だけ発熱量も高くなり、体温が高くなります。
2つ目の理由は赤血球の数値です。欧米人は血球の赤血球の数が日本人よりも多いので、体温調節に関して蓄熱量が高くなります。
その他にも平熱が低い原因はあるので、もう少し詳しく見ていきましょう。
平熱が低い原因:ミネラル・ビタミン不足
平熱が低いのは、体の中でエネルギーや熱を十分に作れていないからです。体内でエネルギーを燃焼させるときに必要なのが、亜鉛・マグネシウム・鉄・セレンなどのミネラルとビタミンです。
平熱が低い原因:甘いもの、冷たいものを食べ過ぎている
冷たい食べ物が体を冷やすというのはイメージがしやすいと思います。しかし、意外と知られていないのが、甘いものも体を冷やすということです。
実は甘いものは消化をするときにビタミンB群をたくさん消費します。その結果ビタミン不足になります。
ビタミンが不足すると平熱が低くなるというのは、先ほど紹介しましたね。
平熱が低い原因:無理なダイエット
断食系の無理なダイエットをすると、ミネラルやビタミンのバランスが崩れてしまいます。ビタミン・ミネラル不足は平熱を低くする原因です。
以上、平熱が低い原因を紹介しました。
次回は平熱が低い原因から改善策をお伝えします。
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