平熱が低いときにオススメの改善策はありますか??
そんな質問をよく耳にします。平熱が低いと冷え性になったりボーっとして集中力がなくなったり大変ですよね。
そこで今回は平熱が低い人のための改善策を紹介します。
平熱が低いときの改善方法は?
前回の記事で、平熱が低い原因をお伝えしました。今回はその原因を踏まえ、平熱が低い状態を改善する改善策を紹介します。
改善策は大きく分けて2つです。
- 食習慣から改善する方法
- 日々の生活から改善する方法
この2つです。
まずは、食習慣から低い平熱を改善する方法を紹介します。
食習慣から低い平熱を改善する
食事を気を付けることで低い平熱を改善することができます。
■ 冷たいものや甘いものを控える
冷たい食べ物が体温を冷やしてしまうというのはイメージがしやすいですね。実は冷たい食べ物だけではなく、甘い食べ物も体からビタミンB群を奪い去り、体が冷える原因になってしまいます。
なので、冷たい食べ物や甘い食べ物はなるべく控えましょう。
・・・とはいっても甘党の人にとっては甘いもの食べるなというのは酷な話です。
そんなときは砂糖が少ない和菓子がおすすめです。洋菓子に比べて和菓子の方が砂糖の使用料が少ないので、ビタミンB群の減少も抑えられます。
■ 朝は白湯(さゆ)を飲もう
白湯(さゆ)とは一度沸かしたお湯を少し冷ました状態のことですね。この白湯を、一日で1番体温が低い朝に飲むことで、体温を上げることが出来ます。
逆に冷たい水を飲むと、体温がさらに冷えてしまいます。
もともと「朝起きて白湯を飲む」というのは、インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」の健康法です。「アーユルヴェーダでは、白湯は消化力をあげて胃腸を洗浄し、毒素は排除する」と言われています。
■ GABA(ギャバ)が多く入っている食品を食べる
ストレスも平熱が低くなる原因です。ストレスを緩和する成分「GABA」が多く入っている食品を食べることで、平熱が低くなることを抑えられます。
GABAを含む食品としては、玄米、かぼちゃ、じゃがいも、トマトなどです。
日々の生活から低い平熱を改善する
続いて、日々の生活から低い平熱を改善する方法を紹介します。
■ 断食ダイエットはNG
「明日から気合入れてダイエットするぞ」
と言って、何も食べないダイエットをする人もいるかもしれませんが、おすすめできません。なぜなら無理な食事制限をするとビタミン・ミネラルのバランスが崩れ平熱が低くなってしまうからです。
平熱が低くなると新陳代謝が不活発になり、逆に太りやすくなってしまいます。
なので、無理なダイエットは絶対NGです。
ダイエットする場合は、ゆっくりやっていきましょう。
■ 運動をしよう
運動をする目的は筋肉量を増やして新陳代謝を増やすことです。特におすすめなのがふくらはぎの筋肉をつけることです。ふくらはぎは第2の心臓とも言われていて、ふくらはぎの筋肉が血液を送ることで体全体の血流が良くなります。
ウォーキングや水中歩行、ヨガなどがおすすめです。
特にウォーキングは手軽に始められて続けやすいのでオススメです。プールやジムで運動するのもいいですが、毎日続けるのはなかなか難しいです。
とはいってもこれまで運動不足だった人にとってはウォーキングもしんどいと思います。そういう場合は、まずは「歩く」ことに慣れることから始めましょう。
例えば、通勤のときに1駅分は電車に乗らずに歩く。買い物のときにはバスを使わずに歩く、犬の散歩コースを長くする・・・などなどです。毎日30分を目標に歩けるといいですが、連続して歩く必要はありません。10分を3回とか15分を2回で30分でもOKです。
それなら、通勤で行き帰り15分歩くことができますよね。
■ お風呂の中ストレッチ
お風呂に入ると体温を1度上げることができます。入浴のタイミングは朝でも夜でもOKです。大切なのは毎日続けることで、湯船に10分くらいつかると、体温が1度上がります。
シャワーで済ませる人も多いかもしれませんが、湯船につかることが大切です。
以上、平熱が低い人のための改善策を紹介しました。
なにごとも継続が力なりなので、ぜひ続けられそうな方法から始めてみてくださいね。
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